研修3日目(映画の舞台裏続き&芸術の美しさ編)

研修3日目。今日はソニーピクチャーズとポールゲティー美術館を見学に行きました。
最初は「ソニーピクチャーズ」のバックステージ見学です。
受付を済ませ、15分ほどのプロモーションビデオを見た後にウォーキングツアーが開始されました。
話によればCBSから始まる制作会社をMGSからコロンビア、そして今のソニーピクチャーズが買収して今に至ることを知り、買収されつつも映画の歴史を脈々と受け継いでいることを知り、とても感動しました。
また、アカデミー賞を13作品受賞していることに対しても驚きを隠せませんでした。
メインストリートでは、外側が町並みのセットで内側がオフィスという面白いつくりになっており、とても働く場所に見えず、このようなフェイクが映画をより面白くしているのだろうと思いました。
また、昔は楽屋や学校・俳優のための宿泊施設等が存在していた。映画のためにはそのような施設が充実されていることがあることを知りました。
サウンドステージ見学ではブラット・ピットの最新作の「パラマウント」で使われる家の内部のセットを見ることができました!また、そのステージは「27」と書かれており、そこではスパイダーマンシリーズも撮影されていることを知り、大いに興奮させられました。ステージ番号「15」は北米1の大きなサウンドステージであり、「エア・フォースワン」の飛行機一機が中に入っていたことを知り、とても驚きました。会社のクリスマスパーティーもそこで行われてることにも驚き。(笑)
また、サウンドステージには掘りがあって水を入れることができたり、幅が広いもの等個性あることを知りました。サウンドステージは全部で21。13番は不吉な数字のためにないらしい。
次に、バックドロップの制作現場に行きました。制作途中のバックドロップでもとてもリアリティーに満ち溢れており、本物と見間違えるほどの緻密さで制作に携わってる人の技術に驚嘆しました。バックドロップの倉庫には4000ものバックドロップのストックがありました。また、そのストックから使えるものは塗り直して使うことを聞き、昔作成したものを大事にする想いを感じ、とても共感することができました。
さらに話を聞くと、「スタッフロールに「JCバックドロップ」と書かれていればここで作られたものが使われている」と聞き、とても驚きました。バックドロップの現場に名前があることも知らず、スタッフロールに登場することを初めて知ったからです。
知らなかったことを色々と知ることができ、とてもよかったと思いつつ次の見学先へと向かいました。

次に向かった場所は「ポール・ゲティ美術館」を訪れました。第一印象は美術館という堅苦しさはなく、明るく居心地のよいという印象でした。美術館は山の中腹にあるため、展望台から見た景色はとても素晴らしく、町を一望でき、時間を忘れさせてくれました。展示場では、絵画や彫刻、写真を鑑賞。鑑賞した作品にはとても感銘を受けるほどの繊細で綺麗な作品ばかりで圧倒されっぱなしでした。自分もいつかはこのように人を感動させることができるものを生涯に一度は作りたい。っとふと思ってしまいました。
なんらかの自分の表現するモノを作るために必要なことを学べた研修3日目になり、充実した1日でした。