研修7日目(GNOMON訪問編)

研修7日目。今回の研修最後に行く場所は「GNOMON」というデジタルアーティストを育成する専門学校へ見学に行きました。
そこではプロで活躍する人も高みを目指すために入学する名門校であります。
GNOMON」は1997年創立当時は、インストラクターが3人と生徒が50人という少人数から始まり、今では35人以上のインストラクター、200人の生徒数まで成長したロサンゼルスでもっとも有名な3D専門学校です。
CGのための設備も充実されており、ソフトウェアの最新版が入ればすぐに学校のPCにアップデートするほど設備を完備している場所で、凄い場所だなぁと思いました。
また、卒業後はハリウッドに近いという特性を生かし、映画スタジオとの連携がとれているために映画業界に就職確実と聞き、教育体制が凄いと更に実感。
この専門学校では1日に10時間以上も勉強していることにやはり実力をつけるためにはそれ相応の努力が必要だと認識しました。
学内見学をしていくと、CG以外にもスケッチや彫刻を学ぶ教室がありました。自分を表現するためにの要素は、スケッチや彫刻等のアナログによって表現するのがよいと聞きました。
実際に自分の目でリアルな物を見ることで、CGデザイナー以前にアーティストとしての実力を上げるために学ばせていることを知りました。
さらにフィギュアドローイングによってスキルアップを目指すほうがいいことを聞きました。
確かにその通りだと思いました。リアルの物を作れなければPC上でも作れないことをしみじみと感じました。
その次にアニメーションの授業をしている教室に行きました。全員とても真剣でここに来ている人達の夢の大きさを感じました。
廊下のところどころに絵が飾っていました。絵の1つ1つからクオリティーの高さと繊細さが伝わってきて、驚嘆しっぱなしでした。
見学の合間にソフトウェアの「MAYA」を使えることになり、初めての経験で戸惑いました。
しかし、それと同じくらいに興味と楽しみがありました。
光の反射と強さや透明度の強弱についての説明はとても参考になり、いい経験となりました。
その後に自分の作品を見せました。見せる時は正直不安とがっかりしないかなと心配でした。しかし、真剣に見てくださり、個性が出ていてよかったといわれました。
また、全員に必要なことを色々と話してもらいました。基礎をしっかり行うこと、自分らしさを表現すること、表現することをどうすれば多くの人に伝えるか考えること。
CGで伝えることは難しく、だからこそ伝わった時の感動は計り知れないと思いました。


以上で1週間という短い中での研修は終了しました。後は飛行機で日本に帰るだけです。
・・・時差ぼけしてると思いますので研修終了後の感想は回復してからということで^^;
それではこれでひとまず研修日記は一区切りで^^